KEENONロボットご使用上の注意点

2020年3月24日、弊社が取り扱うKEENON(キーンオン)ロボットの製品が実験ラボで、通信モジュールの各種のテスト実験を終え、総務省が定められた特定無線設備の技術基準適合証明が取れました。今回はKEENONロボットに搭載している通信モジュールの技適の取得ですので、KEENONのすべての製品、同じ通信モジュールが搭載されている製品であればがすべてこの電波認証が適応されます。現在販売中の全モデルに適応されます。弊社が輸入した製品に下記の技適マークと番号が貼られているのをご確認できます。

なお、こちらの技適は弊社が輸入したKEENONの製品以外に適応されない可能性がありますので、ご注意ください。総務省が定められた電波法では、技適なしの機器をご使用する場合、短期間のみ申請すればご利用可能ですが、申請期間を経過しても利用し続けると、電波法違反で企業名を公表するなどの罰則があります。キーンオンのロボットは配膳中、案内中など稼働中ではネットワークの接続が必要ありません。しかし、初期設定やマッピングの時、メーカーからメンテナンスを受ける場合、遠隔操作、エレベーターの乗降などの際に、wifiによる通信の必要があります。ご利用には、下記のような技適マークが付いている正規のKEENON製品をご使用ください。

技適の取得済み機器は総務省のサイトにて確認可能:

https://www.tele.soumu.go.jp/giteki/SearchServlet?pageID=js01

こちらのサイトにて、弊社取得した技適番号:210-141329 を検索すると詳細を確認できます。

また、KEENONロボットの自動充電器ですが、メーカー純正の充電器もPSE認証は取得しておりますが、オプションで弊社では充電器のアダプタは社外品、株式会社電菱様のPB-230-48という充電器を選択することもできます。詳細は下記のリンクにてご確認ください。
PB-230-48
PSE、TÜV EN60950-1の認証を取得済み、過圧や漏電用のヒューズなどを搭載し非常に安全な保護回路も多数設計されているため、安全安心してお使いして頂けます。また、充電時間が短縮されることもあります。

KEENONの配膳ロボットは電気規定の注意点以外に、搬送物が液体の場合、急停止や急カーブの際、液体をこぼれることがありますので、ご使用環境、現場の状況などを確認する必要があります。
ロボットに搭載している各種のセンサーも、機種によって多少異なりますので、センサーの構成によって障害物避けの際の働きが多少の差があります。また、センサーの装着位置によって、前方の一部のエリアをスキャンできないロボットもございます、実際にご使用になる前に、弊社や弊社の取引先よりご相談の上、安全面をしっかりチェックしてください。


2020/7/17
証書を発行して頂きました。

新機種T6も技適取得済みです